声似て非なるもの

お久しぶりです〜^-^。

東出昌大さんが最近またテレビに出るようになりましたね。

他の同様の騒動から比較すると復活が早いとか遅いとかそういった意見はないんですけど、個人的にはまた「私、声が似てるって言われたことがあるんです!」というネタで活用できますので助かります。笑

この「声」に関しまして、先月私が通った手話通訳の学習会で、読取り通訳(手話を見て日本語音声に通訳する)の声に、手話通訳士さんから「自信なさそう。通訳がウソ言ってるようにも感じられそう。」とご指導をいただきまして。(;^_^A
これまで読取通訳の練習は、ユーチューブなどで手話の動画を観ながら、心の中で口語に変換するという練習をしておりました。つまり、実際に声を出す練習はしてなかったんですね。
確かに声を出すことも通訳の役割であります。
声で仕事をするアナウンサーも、当然発生練習を重ねておられるのです。いつも会話で声は出してるので練習不要!なんて軽んじてたツケがこの結果かと思います。

そこで最近は、読取通訳の練習では、ちゃんと声を出し、さらにはそれをICレコーダーに録音、再生して、自分の声がどのように聞こえているかまでチェックするようにしています。

それにしても、自分の声って、すごく違和感がありますね。

これ、自分の声は普段「空気を伝わる音」と同時に骨伝導を通しても聞くため、こういったICレコーダーに録音された自分の声は「空気を伝わる音」のみの声だから違和感がある、らしいです。
つまり、このICレコーダーで聞く自分の声が、いわゆる他人に聞こえる私の声なんですね。

そんな他人に聞かせる声を練成していくわけですね。これまで考えたこともなかったことです。

聞いてて心地いい声ってのは、やはり生まれ持った才能なのか、練習してどうにかなるものなのかなんて、考えることは致しません。とにかく試行錯誤してもがいてみるしかありません!

と、ふと思いついたのですが、私、仕事で電話応対をしていたときに、相手の方が「わかりやすかったです!納得しましたぁ〜。」って言ってもらえたことがありました。数えるほどですけどね。😅
自分の仕事の話でありますので、知識には自信があったのは当然でしょうけども、あの受話器を構える格好が、話しやすい恰好、つまり腹式呼吸をやりやすくしているのではないだろうか、と。

試しに私は、いつも受話器を持つように左耳にICレコーダーを当てて録音してみました。

おお!

慣れなのでしょうか。
なんだかその格好だけで自信が出てくるような気がします!
収録された声も、ほんの気持ち、自信を持ったように聞こえますし、なによりも喋りやすい。

「これ、行けるんじゃないか!?」

私はこの必殺技「受話器スタイル」を携え、次の学習会に挑みました。

やはり今回も読取通訳でしたので、「受話器スタイル」でICレコーダーに課題の通訳を収録しました。

講師の評価。

講師
前回よりは全然良くなったと思います。

ありがたきお言葉。
自分でも前回からの向上は明らかに実感できました。

講師
自己評価で、“前回よりできたと思う。”って言ったわよね。そうやって自分で意識することはとても大事だと思います。

褒めすぎです。😅
そのあと指摘の応酬が用意されていて、谷底に落とされるんじゃないかとヒヤヒヤでした😅(多少のご指摘はいただきました。)

さて、改めて自分の声ですが、確かに少し聞きづらい声であるとは思います。
しかしながら、似ているといわれる東出さんはとても有名な俳優さんです。東出さんの演技・声が広く認められているのであれば、私も自分の声質が悪いと思わなくていいでしょう。

そんなことを考えながら先日「コンフィデンスマンJP」(テレビで放映されていたヤツ)を拝見させていただきました。

なんか・・・すごく特徴があるしゃべり方ですね。(;^_^A
なんというか、でもそのキャラが人気の秘訣なんでしょう。確かに他にはいない個性の持ち主かもしれません。
っていうか、確かに声似てるかも・・・。少し自分の声をICレコーダーで聞いたときに近い感覚を覚えました。

彼は映画の主役をなされたり、多くのCMにも出演されている。
一方で、私は自信なさそうに話す、ウソ言ってるように聞こえる。

私と一体何が違うというのでしょうか!?

multas
まるたしん
うん、顔。

そりゃそうだな。_| ̄|○

そう。ないものをねだってもしょうがないのです。
顔とかではなく、とにかく自分に自信を持つことなんでしょう。
今の自分にできることをとにかくやるだけですね。
やればやるほどできることが広がる!はず!!😅
ボチボチ練習しながら技術向上に努めて参りたいと思います。

次の学習会では、通訳士さんにはギャフンと言っていただこうかと思います。😅

それではまたノシ

  • X

声似て非なるもの」への1件のフィードバック

  1. おこげ

    全力での取り組み素晴らしいです!

    学習(声に対しての分析)をすすめておられる姿が、目に見えるようです。✨

    通訳士としての向上をはかる意味で、毎日取り組まれているその結果は、貴方様の自分磨きに繋がっているので、のちに、自分の奥底から、何かが確かに光を放ち始めるのだと思います。✨

    がんばってらっしゃるお仲間様がたも、同じような悩みを、抱えてらっしゃると思われます。
    情報交換をなさって、共に自信をつけていかれて下さい。✨

    堂々たる活躍の姿を楽しみにしております。✨

    わくわくする、お話しを、拝読させて頂き
    ありがとうございました。☆:.。. o(≧▽≦)o .。.:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください