パトランプが作りたいんです。
パトランプ。
あの映画を盗んでる人ね。
私、最近電子工作を始めたのですが、とにかく以前から作りたかったものがあるんです。
それは「早押しクイズボタン」
これあれば、宴会の席で、クイズの余興も盛り上がること間違いなしでしょう!ね?
そうそう。
では仕様を確認してみよう。
まず、早押しボタンは全部で4つ。
それぞれのボタンに自身が回答権を得たことがわかるパトランプがあり、一番早く押した人のパトランプが点灯する。管理者がリセットボタンを押さない限り、他の人がその後にボタンを押しても点灯しません。あと、パトランプの点灯とともに音が鳴る。
こんな感じ。
これ、ネットで調べたら、どうやら早押しクイズボタンの製作キットなるものが販売されているらしいですね。
・・・ただね、どうもこの製作キットを購入して作るという行為に対して、私は思うんです。・・・甘くないか、と。
そう、なんとなく・・・ズルしてる感を感じてしまうんです。この気持ちわかるかな~。(;^_^A
では、自分で作る!ってなると、電子回路の作成に、トランジスタとかがいるわけです。
トランジスタのボリューム上げてミッナイッDJ♪のアレです。( ´艸`)
古いですねぇ。でも昭和生まれなら、「トランジスタ」って言葉を聞けば、このミュージックが頭に浮かぶ人多いと思うんです。たぶん!
それはいいとして、トランジスタって、こんな地方では、その辺ですぐに買えるような品物ではないのです。
ってなわけで、その辺はラズベリーパイでロジックを作ることとします。
問題はパトランプ!
パトランプ、最初は「クルクル光るだけじゃん。」って単純に考えていたけど、よーく見ると、とても複雑な構造だということがわかるでしょう。
光源は中央で動いておらず、その周りを反射板が回っているんです。
繰り返しますが光源は回りません。いや、もしかしたら回っているパトランプもあるかもしれませんが、回っていれば回っているで、回っている光源に安定的に電流を流すような機構を作らないといけないんです。(「スリップリング機構」というらしいです。)
とりあえず、モーターで土台を回す、これは間違いないようです。
単純にモーターと土台を直結すると、乗っかっている光源も回りますので、先ほどのスリップリングをしないといけません。
次に考えたのは、まず、モーターに円柱状の小さな歯車を直結し、それに接触した丸い土台が回るというものです。
考えてみたら、これをそもそもやらなかったら、ギア比が1:1になるので、とてつもなく土台が高速回転してしまいます。土台を回せるかどうかのトルクの問題もあります。言って計算とかはできませんが。(;^_^A
まあ、なんじゃこうじゃ言いながら、このアイディアを考える行程ってめっちゃ楽しいんですよね!(笑)
しかしそうなると、どうやってその円柱状の歯車や土台を作れば良いんだ?って話になるわけです。
ネットで調べたら、「アクリル板で作ろう!」ってのがあって、なんでも「超音波カッター」なら、アクリル板が綺麗に削れるらしいのです。なんだそれ欲しいじゃないか!
早速、Amazonポチポチ。
(・Д・)!!た・・・高!!
とても買えないッス、、、。
やはりDIYの基本(?)、「木材」を使うしかないようです。
そもそもパトランプは、実はその辺のホームセンターに行けば購入することができます。ホムセンでは大体3000円前後、ネットでは安くて1500円程度で販売されています。
DIYするんですから、さすがにこの完成品の売値を超えるわけには参りません。売価を超えるなんて、負けです。負け。
その辺、木材は安いですし、加工が容易でしょうから、どんな部品でも作れるはずです!
道具があればね!
おし、決めた!
日曜日。
私は満を辞して、おろしたての1万円を握りしめ、ホームセンターへ向かったのは言うまでもありません。
木材を加工するツールは多くありますが、手軽で安くて、いろいろ加工できるってことで、事前に調べたところ、「ジグソー」という便利なものがあるようなんです。
ジグソーは、電動ノコギリの一種で、上下に動くブレードで直線や曲線切りもできるというものです。
そして、そのジグソーを使うときの作業台、、、だな。
私は迷うことなく、ジグゾーと作業台を手に抱え、颯爽とレジに並び、現金一括払いで購入いたしました。
材料は揃った。
我ながら無茶をしたもんだと思います。(;´・ω・)
ふふ。
手作りのパトランプをこの日記で公開できる日は、果たして来るだろうか!
乞うご期待!
ではまたノシ