「選択肢は多い方がいい」は、ときと場合によるんじゃ

とある新聞記事。

今の小中学校のICT教育では、PCへの入力は「ローマ字打ち」で教えているらしいのだが、ローマ字打ちは、一度頭で日本語をローマ字に変換する必要があるため、その思考的ラグが発生すること、入力は打鍵数が少ない「かな入力」が早い、もしくは、人によっては音声入力が良いという人もいるので、ローマ字打ちだけにするのはいかがなものか。

という内容でした。

なるほど。
ゴールまでの道は人によって最適解はそれぞれ。ひとつの道しか与えるのではなく、いくつかの選択肢を与えて、良いと思う道を選んでもらってゴールまで行ってもらうというのが、今の世の主流ではなかろうか、ということですね。

果たしてそうなんでしょうかね。

考え方はよくわかります。
がしかし、ことパソコンのキーボード操作に関していえば、果たして、ローマ字入力以外の入力方法の選択肢を与え、教えることが最適解なんでしょうか。

私の経験からお話しです。

私のキーボードとの出会いは、小学生の頃に触ったワープロです。理由は覚えていませんが、その当時からローマ字入力していました。(初期設定だったのかな?)
ただ、打ち方に関しては自己流でして、いわゆる一本打法でした。
それは、ファミリーベーシックやMSXを使うようになっても変わることはありませんでした。中学生までは、ですね。

高校に入って、いわゆる「ブラインドタッチ」を学校の授業でやらされました。これもローマ字打ちでした。

キーボードには昔から慣れ親しんでいたため、「こんなの授業で習うなんて、余裕すぎやろ!」と調子に乗っておりましたが、なんのなんの。
ブラインドタッチとなると、今までの一本打法の経験が何ひとつ生かされませんでした。😅

二週間ほどで習得したブラインドタッチ。
一本打法でも、そこそこ早く打ててた自負はありましたが、やはりブラインドタッチとは比較になりません。紙と手元と画面をキョロキョロしながら打ち込む方法が、どれほど非効率な打ち方でストレスだったかを再認識しました。自分の中で何かが弾けた感覚がしました。

これ他の人がどうなのかなーって思うんですが、ブラインドタッチの能力が、ある一線を超えてしまったからか分りませんが、頭に思い浮かんだあらゆる単語や文書を、指が勝手に入力してしまうんです。共感できる人おりませんか?😅

multas
・・・
まるたしん
いない、、、か。

までもつまり、そのくらい頭に浮かんだ言葉を、思うと同時に指から表出されてしまうのです。そりゃやはり「かな入力」にはかなわないとは思いますが、頭の中で日本語をローマ字に変換するという行為が「入力を遅くする」と結論付けるのは過分な評価ではないかと感じます。

ただ、ワープロ入力文字数日本一の人は、「かな入力している」という話は聞いた覚えがありました。ずい分前でしたけど、確かテレビで見たような気がします。

私ももしかしたら、「かな入力」の素晴らしさを知らないだけで、「ローマ字入力」を過分評価しているんじゃなかろうか。
「批判するなら、飛び込んでから言え」精神の元、早速私は、「より早い入力域を求めて」

というか、

「両方できたらカッコイイんじゃね?」

という気持ちで、「かな入力」を練習してみたことがありました。

multas
不順な動機だなぁ

かな入力は、1打鍵、1文字。確かに早く打てました。2打鍵で1文字のローマ字入力に比べると、ある意味思考を二倍速にしないと、私の頭が追いつきませんでした。😅

ところが、途中、アルファベットの入力になると、パソコンの入力モードを英語モードに切り替えるのはもちろんですが、キーに割り当てられた文字が変わるわけで、頭の中のモードも変更しなくてはなりません。

特にプログラムを打ち込むときなんかでは、日本語と半角英数の混在は顕著。モードの切り替えも頻繁に起こります。なかなか大変。

んじゃ、プログラム書くときはローマ字入力にして、文書作成のときは、かな入力にすればいいんでは。

人ってそんな器用になれるもんでしょうか。😅

事実、入力方法を混在した結果、結局ローマ字入力主流に落ち着いた私ですが、いつの間にか、かな入力のブラインドタッチが、できなくなってしまいました。

私の場合で言えば、2つの入力方法の使い分けは、できませんでした。😅

そりゃ、ワープロ検定の達人、文字入力日本一を目指すのであれば、かな入力が一番かもしれません。

でも学校でパソコンを教えるのでしたら、人の役に立つようなプログラムを組んで、モノづくりができる人材を育ててほしいと私は願います。

それならば、やはりローマ字入力ではないかと思うのです。

音声入力ですか?

音声入力は便利ですが、声を出す分、使う体力が多い、入力は遅い。誤字もある。小説を書いたり、文字起こしをするのであればわかりますが、日常の文書作成やプログラミングにおいてはちょっと使いづらいんじゃないですかね。

先にも言いましたが、さまざまな方法の選択肢を与え、好きな方法で習得していくというのは、考え方としては、あると思います。

ただ、まだ判断能力が未熟かもしれない子供の時期。場合によっては、大人が選択肢を与えないことの方が良い場合もあるんじゃないか。少なくともパソコンの入力方法に関して、私はそう思うところです。

multas
ああ、あの某ファイナルファンタジーの序盤が一本道であるみたいな。
まるたしん
そうそう。

?(なんか違うような、でも合ってるような、、、)

言うてキー入力なんてパソコンの使い方の第一歩です。パソコンに慣れて、なんか種がはじけたようなときに、では何を作ろうか、どんな言語を使おうか、どんな環境でモノづくりしようか、といった選択肢が出てきていいと思うんですけどね。

というわけで、ローマ字入力の話でした。
私が初めてローマ字を習ったのは小学生の頃ですが、ノートに書くとき、なんだか英語でかっこいいし、日本語が暗号みたいになって、とても面白かった記憶があります。今、ローマ字入力を推奨したのも、そのときから単に好きなだけだったのかもしれません。笑
当時は「んで、なんに使うんや?」くらいに思ってたローマ字ですが、こんなにも身近でずっとパートナーになるとは、思ってもいませんでしたねけどね。ていうか、なぜ「ローマ?」

それではまたノシ

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