ボールペン:フリクションボール3
事務職にとって、文房具は冒険者でいうところの武器みたいなものであります。
こちらのPILOTのフリクションボールペンは、67℃の熱を加えることでインクが消えるという不思議なゲルインクを持つボールペンということで、結構前に登場している代物です。
以前使用したときは、すぐにかすれてしまい、結構ストレスが溜まるものだったのですが、最近購入したものは改良がされたのか、そんなことはなく、スムーズに書くことができます。
色を多用することが好き、というか、個人的に黒で記入するのがあまり好きではなく、青や赤で色分けして書くことが多いのですが、それに加えて書いたものを消したいという要求を叶えてくれるのが、こちらのフリクションというわけです。
一番の活躍の場は、手帳でしょうか。スケジュールはそのカテゴリーによって色分けしているのですが、スケジュールが変更になったら消して書き直しができます。色鉛筆でも同様のことが実現できますが、フリクションは消しかすが出ずきれいに消すことができますので、とても便利です。
フリクションは4色のものもあるのですが、私の場合は、青・黒・赤の3色です。緑って使わなくないですか。っていうか人間の判断能力って3つが限界だと思うんですよね。なので3色は丁度いいですね。
ただ、確かに便利なこのフリクション。私、仕事で申請を受け付けるような仕事をしているのですが、フリクションで書類を作成して提出してくる方が、たま~にあります。フリクションにもすんごい小さい字で「証書類・宛名書きには使用できません。」と書いてあるように、私の職場ではこうした申請書には使用できないこととしています。
しかしながら、マイナス20度近くまで冷やせば色が元に戻るらしく、厳密には書いた部分のインクが消えたわけではないらしいので、申請者から「インクが消えるわけではないので、冷凍庫に入れておけば元に戻るからいいじゃないか。」と言われたら返答に困る、、、、というか、そこまで言うことができる人なら結構フリクションの達人、注意事項を知っているはずなので「お、結構知ってますね。ボールペンはいつも何使ってますか。」と文房具トークに持っていき盛り上がることもできるかもしれません。(そっちかい)
とにかく、いいのかダメなのか正直よくわからないところではありますが、パイロット自身がダメ!って書いてある以上、使わない方がいいと思います。書類にフリクションが使われていると、担当職員が申請された方や担当部署に、フリクションを使わないように連絡しているのですが、同僚は「紛らわしいものをつくて!まったく!!」と憤慨しています。確かに。
でも便利です!!