街を歩いていると、たまに耳にワイヤレスイヤホンマイクを付けている方を見かけます。
しかも、その人が電話中だったときは、「何この人、独り言しゃべってる!?」と振り返って二度見することもありますよね。えっ?ない?
私は思うのです。
イヤホンマイクを付けていると、少なからずとも音の情報が減少すると思うのです。
人間の感覚機能とはとても優れていて、両耳が健聴であれば、音の情報により、どの方向・どのくらいの距離からその音が発生しているのかを把握することができます。
よって、イヤホンマイクを付けることで、その機能を無効にするというデメリットが常に発生しているということになります。
そこまでして電話がかかってくることを待機したいのか、と。
電話がかかってくれば、携帯電話なり、スマートフォンを耳に当てて話をすればいいだけの話です。もしかしたら頻繁に運転する仕事の方や大工さんなどのように、電話がかかったときに手が離せないことが多い職業の方かもしれませんが、そうではないビジネスマンでしたら、そんな常に着信待機する必要はないと思うのです。
しかも、イヤホンマイクで会話をすることは、周りの人からすると、電話をしているという姿に見えず、あたかも独り言を言っているように見えてしまうという状況を作り出してしまいます。もちろん周りに迷惑をかけているわけではないのですが、話しかけたときに、電話中だった、といったことが起こるやもしれません。
そこで、だ。
マルタス クリエイティブ ラボラトリーでは、一つの提案をいたします。
そう、受話器型ブルートゥースイヤホンマイクです。
一昔前の黒電話の受話器のデザインそのままのイヤホンマイクです。
ゴリゴリ電話しているんだぞアピールするから、ゴリ話中ってか?(汗)
このサイトの行く末がはっきりしていない(五里霧中)という意味も含まれている。。。
電話をするとすれば、これほど理想的なデザインはないと思います。
持ちやすさはもちろんのこと、耳にピッタリスピーカーが接触し、相手の音はクリアーに入力され、自分の発した声は、口元のマイクで確実に拾い上げることができます。しかも、少し手を使いたくなったら、短時間であれば肩と耳に挟めることでハンズフリー通話も可能です。
なによりも、周囲の人々に「私は電話をしています。」アピールができ、周りの人も二度見をすることなく、独り言を言っているなんて言う勘違いをされることもありません。
我がラボをなめてもらっては困りますマルタスくん。
連続待機時間1500時間!!
約2か月間は充電不要なのか・・・。
筐体内部に所狭しとリチウム電池を内蔵することで実現。
だからこんなに結構重たいのか・・・。
でも、重すぎるのもどうかと思うんだけど・・・。
まぁでも、誰から着信が来たのかがわかるのはいいね。
なんと、こいつ・・・AIスピーカーの機能も内蔵しているのだ!
アイ〇ォーンの尻、アンド〇イドのグー〇ルアシスタント、アマ〇ンのア〇クサの全ての機能に対応。
受話器にいきなり話しかけることにより、適切な情報、通販の注文などをしてくれる優れもの機能までオマケつきなのである。
どれどれ・・・
ってか、もしもボックスじゃないっつーの!(笑)
電話「ピザ、全部乗せで10個、注文してよろしいですか。」
キャンセルキャンセル。
電話「注文やめますか?それとも、
人間やめますか?」
なんだこのAIは・・・。人間やめないやめない。
話がそれましたね。
使わないときは、バッグに引っ掛けることができるため、おしゃれとして秀逸であることも重要なポイントです。
電話は、固定電話、携帯電話、スマートフォンと技術の進歩とともに発展してきましたが、往々にして長く愛されている形というものは、どれも「機能」よりも「使いやすさ」が秀でていると言っても過言ではないと思います。
がっちりとした受話器は今でもオフィスの電話機で使われていますし、携帯電話は、やはり折り畳み式が主流です。
いずれも共通して持ちやすく、話しやすい形であります。
それなのに、なぜあの小さいイヤホンマイクを耳につけて街を歩かなければならないのか。
このがっしりとした掴み心地、耳と口に一番フィットするデザイン。これ以上のエルゴノミックなデザインはありますでしょうか。
確かに以前、電話の二個持ちをしていたことがありますが、機器を2つもつというのはめちゃくちゃかさばります。
そうじゃない。それだとこの受話器の意味がないんだよ。
それではこの受話器の特徴である、掴み具合の良さ、疲れにくさが損なわれてしまいます。
しかもこのリチウム電池てんこ盛りの受話器でハンズフリーなんて、首を痛めるだけでしかありません。
あ
せっかくの試作品が!!
ピンポ~ン
声「こんにちは~。ピザクルッサで~す。ピザをお届けに参りましたぁ~。」
この記事はフィクションです。実在する人物や企業などとは一切関係ありませんのでご了承ください。テヘッ