接点復活には1日かかる
暑い日々が続きますね。
暑くて寝苦しい夜は、やっぱりエアコンが必須です。
エアコンをつけっぱなしで寝ると、やがて寒さを感じてしまいますので、だいたい3時間位のタイマーにするのが私のやり方です。
ただ最近、このタイマーのボタンが効きにくくなったため、夜中寒いなぁと感じたときにエアコンを自分でオフにするようになりました。
寒さで一瞬覚醒してしまう分だけ熟睡できないのですが、こればかりは仕方有りません。
そうしているうちに、今度はリモコンの電源ボタンの効きも悪くなってきまして、何度か押さないと電源も切れないようになってきました。
夜中に電源ボタンを何度も連打するのはなかなか大変ですが、これも仕方が有りません。
そうこうしているうちに、結局、間もなくして全てのボタンが効かなくなってしまいました。
最初は電池切れかと思い、新しい電池に入れ替えてみましたが、効果はありませんでした。
そうかぁ、壊れたか・・・。
壊れるときって、こんな感じで数日の間で徐々に壊れていくんだな・・・。
不思議なもんです。
そんなときにはコレ!
以前ホームセンターで購入したこちらの商品。
いわゆる電子基盤の洗浄剤であります。
リモコンのボタンを押すことによって、基板上のいつもは開放されている回路が、ボタンの裏にある導体に接触したことによって短絡(通電)し、電気信号が流れる仕組みになっています。
汚れが付着するなどの理由によって、この短絡が正常に動作しないことがあります。
ということで、リモコンを分解します。
リモコンを分解した画像を撮るほどジャンカーではないと言うか、ほとんどの場合結局壊れてネタにもならないため、画像や動画は撮りませんでした。
リモコンって、ネジとかがなくて、大体がプラスチックのツメでハマっているだけのことが多いので、ヘラみたいなので強引に真っ二つにしていきます。往々にしてどっかが割れたりヒビが入ります。
今回も例外ではなく、電池ボックスの辺にヒビが入ったような気がします・・・。気にしません。
中の電子基板とボタンの接触面に接点復活スプレーを吹き付けます。
なかなかドロドロになりました。
その後、綿棒で拭き拭きします。
綿棒がどんどん黒ずんでいくさまは、「あぁ~修理してる~」という充実感を得ることができます。ジャンカー冥利に尽きます。
一応仮組みして動作を確認します。
・・・。
いやーダメっすね。
なぜか左下の「内部クリーン」ボタンだけが反応するようになりました。おそらく一番ならなくても良いボタンです。
せめて「運転/停止」ボタンが反応してくれればエアコンの電源を操作できるのですが・・・。
エアコンは全く壊れていないのに、エアコンを動かせないこの状況は流石にもったいないです。
リモコンを買うしかないのかなぁ~いくらになるのかなぁ~と思いながらアマゾンで型番を入力してみると・・・。
普通に売られているじゃないですか!
形は全く同じ!
ただし、聞いたことのないメーカー!
あれか・・・互換製品というものか・・・。
昔はこういう製品は、アキバにでも行かないと買えなかった気がするのですが、いやぁ、今の世の中、インターネットで買えないものはないという感じですね。
・・・。
それにしても暑い。
そういえば、エアコンには応急運転ボタンが付いているはず。
とりあえずそれを付ければおそらく動く。
切タイマーはないので、寒くなったらエアコンに手を伸ばして電源を切らないといけませんが、この暑さには代えられません。
就寝直前、私はエアコンの蓋をガブッと開け、暗い中スマホの明かりを頼りに応急運転ボタンを押しました。
エアコンからは気持ちの良い冷たい風が拭き始めました~ラララララァアアア~
よし、とりあえずこれで乗り越えれる!
夜中、案の定寒くなってきたので、ボケ~っとした意識の中、エアコンのところまで行き、電源を切りました。
蓋が半開きだったので、閉めようとしたら、本体から蓋がガボッと外れました。
・・・こんなときによぉおおおおお。
翌朝、私はワンチャン、リモコン復活してないかな~と思い、リモコンの電源ボタンを押しました。
「ピッ」
おお!?
なんと、ひと晩寝かせて熟成されたのか、全てのボタンが復活していたのです。
今回の修理は大成功です。アマゾンでリモコンを購入する必要がなくなりました。ホッ
それにしても接点が復活するのに一晩かかる場合もあるんですね。どういう理由なのか気になります。
が、とりあえず快適なエアコン生活が送れるようになってとても嬉しいです!
分解するといつもはぶっ壊してしまうエセジャンカーふじまる、今回はなんとか無事勝利することができました。
最近勝利が多いような気がします。
嬉しい限りです。
それではまたノシ