最近、子供がC言語を学校で習っています。
学校で習っているわけだから、わからない所があれば教授に訊けば済むはずですが、どうも「あの教授に聞きたくない」らしいです。なんのために学校行っとるんか!
というわけで教えてます。
私は30年近く前に、ANSI Cというのを本で少し自学しただけで、実はあまりこのC言語はよく知りません。
だがしかし、このラボでアプリを公開しているくらいです。子供にC言語がわからないなんて思われてはマルタスフリークのメンツが立ちません。
な~に、言語の最初なんて、せいぜい変数に値を代入して分岐して繰り返すくらいでしょうし、C#やPythonはやっtことがあるので、おそらく大丈夫でしょう!
scanf
まずはprintf。
これは直感でわかりますね。他の言語でも、文字や数値をコンソールなどに表示するのに、PRINTといったステートメントはよく見かけます。
次はscanf。
なに、イメージでもスキャンするの?
いやね、C言語は、そりゃぁ高級言語の中でも低級寄りなのかもしれませんが、もう少し関数名がわかりやすくても良いのではないかと思うのです。
scanf関数とは、コンソールから値を入力する命令です。
scanf("質問文",&代入する変数名);
こんな感じで書きます。
いや他にもわかりやすい関数名とかあるんじゃないのかね。
「input」とかね。
こうやって頭に入るときに少し引っ掛かる名称だから、覚えることのできない人ができてしまうんじゃないかと私は思うんですよね~。
直感でわかるような名前って大事だと思うんですよね。
でもあれかな、「スキャンする」というのは、英語圏では入力することを指すのかしら。
フールプルーフ
この言葉は最近知りました。なんて語呂の悪い言葉かと。
最初思い浮かべた和訳は「貧乏人?」だったけど、それは「プーア」。違った。
ああ、あれ!
ジョジョの奇妙な冒険に出てくるイギーのスタンド「ザ・フール」!
あの、なんかこうロボコップみたいな感じのスタンド。
んなわけない。
あれか、ゲーム「ペルソナ」のアルカナ「愚者」。タロットカードの愚者には、「the fool」と記載されています。
で、そのプルーフ(証明)。
「プルーフ」といえば、昔からコンピューターの世界では「プルーフリスト」とかいう用語があります。
プルーフリストとは、とにかく入力したものを出力したリストみたいなもの。入力したものをチェックしたりするときに使います。
愚か者(オペミスをしたユーザー)が失敗したときのログ(記録)とかなんかでしょうかね~。
もしくは例えばプルーフリストみたいに、愚かなミスを起こさないための手法とか。
フールプルーフ とは、安全工学における用語のひとつで、工業製品やシステムを設計する際、誤操作や誤設定などの間違った使い方をしても、少なくとも使用者や周囲にとって危険な動作をしないように、あるいはそもそも間違った使い方ができないように配慮する設計手法のこと。
う~む、当たっているようで微妙に外れですかね~。
もうちょっとわかり易い言葉無かったんかね。
ものごとを覚えるときって、こう結構キャッチーな名称がついてると覚えやすかったりすると思うんですよね。
例えば、Blenderという3DCGモデリングソフトで、キーボードのEのショートカットは、選択された頂点や辺を押し出す(更に延ばす・延長する)機能です。Encho(えんちょう)だから「E」。ほら、覚えやすいでしょ。
というわけで、このようにわかりにくい用語は、その業界への新規参入者の第一歩を、意外に阻害しているんじゃないかと考えたりする一週間でした。
というわけで今回は終わります。
Windowsで分かりにくい用語の代表格といえば、「プロパティ」だと個人的には思っています。
macosでは、「情報を見る」なんて用語で表現されているんですね。わかりやすいです。Macはとっつきやすいですもんね。
それではまたノシ