「1日1リペ」宣言(鞄編)

こんにちは。
吉田です。
(ウソです)

こういう出しはYoutubeなどでよく耳にするので、ここ最近通して書いてみました。
どうでも良いことですが。😅(今回で終わります)

さて、GWは何かしら手持ちのモノを修理(リペア)して再活用しようという試みをやってきました。

私、最近通勤用のバッグが欲しくて、ハードオフやらセカンドストリートやら(中古屋ばっかり)を回ったりしてましたが、やっぱり良いバッグは手頃な値段で売ってないんですよね。

そんな中、ポーターの鞄が結構安くで売ってましてね。

それなりに使用感はありましたが、そんなズタボロではなく、まだ当面は持ちそうな状態でした。

ただ、よーく見ると、ファスナーの部分が破れてるんですよね。
これは確かに使えません。安いはずです。敗れたまま使うことはちょっと許せません。

ちょっと上手いこと縫い合わせれば直りそうでしたが、ファスナーの布地の部分は、一度ほつれると止めどなくほつれ続けるし、破けている場所が、エレメントっていうのかな、金属部分の直ギリギリまで達していましたので、ファスナーごと交換しないと修復は難しそうです。

最近革細工にハマっている私としましては、手縫いに面白さを感じていることもあり、

まるたしん
よし、次の相手は君に決めた!

と、私はこの吉田カバンを購入して、帰ったのであります。1650円だったっけな。


これがファスナーの破けているところ。

別の日に市内最大の手芸用品専門店(と思う)の西沢に向かいましたが、市販のファスナーってあまり種類がないんですね。
っていうか、ファスナー自体、あまり頻繁に売れる品物ではないでしょうからね。アマゾンでもあまり種類はありませんでした。

このポーター(吉田カバン)のファスナーって、ポーター専用なんですね。ファスナーに「PORTER」って刻印があるんです。
アマゾンで調べても、さすがに同じものは売ってませんでした。

結局一番似たような形のものをアマゾンで購入。送料含めて755円。高いか安いかは私にはよくわかりません。😅

GWの始めの頃に注文したところ、到着は約1週間後の5月6日以降とのことでした。

到着までの間、できることをやろうと思い、ファスナー部分の分解をはじめました。何でもかんでも「分解」という表現で語ってしまうところがジャンカーとしての性なのかもしれません。

まるたしん
このリッパーってヤツ、使いやす!

これはかみさんの裁縫箱の中にあったものですが、糸を切り解くのにこれほどの神アイテムはないかと思います。(写真が横向いてますね)
ただし、糸を切っていくのが楽しいと思うと同時に、この部分を縫い直さなければならないのか?という今後思い知るであろう恐怖もじわじわと感じます。

まぁなんとかなるだろう!と、楽観的にその日は終えました。

その後、アマゾンに注文していたファスナーが不意に自宅に到着しました!
あまりの到着の早さに、心の準備が足りなかったこともあり、縫い合わせるやる気スイッチがまだ入りません。笑

それから数日後に息子が県外に帰ってしまったため、なんとなく気分転換にと裁縫道具を持ち出してカバンを修理開始しました。

下がもともと付いてたファスナーで、上のが今回購入したファスナー。長さが違ってました。(出して気づいた)

まずは白い糸で仮縫いをします。

これ、やるとやらないとでは多分ぜんぜん違うんじゃないかなと思います。っていうか仮縫いしないと縫えないと思います。

なんかそれなりの形になった気がする!(気が早い)

次に返し縫いをやっていきます。
まずは返し縫いの方法をネットで検索して・・・😅

multas
裁縫を舐めてませんかねぇ。

2時間後・・・。

いやもうね、終わる気がしません。😇

まだ片道の10センチか15センチを縫い上げたところです。まだ往路の半分にも達していないのです。
しかもこの間に、糸が切れたり、余計なところまで縫い合わせたりして、たまに後退しながらも少しずつ前進しているという状況です。

カバン職人のプロの方たちは、この狭いところをミシンでバリバリ縫っていくのかもしれませんが、私にはそんなスキルはありませんので、しっかりとまっすぐ、着実にやれる手縫いしか方法がありません。
これならば、吉田さんに修理をお願いして、何万円かで修理してもらった方が良かったんじゃないか、とさえ思ってしまいました。まぁこの中古カバンにそれほほどの価値があるかの話ですが。

いやもう乗りかかった船です。こうなったら意地になりましょう。

その日はとにかくキツかろうがなんだろうが、心が折れるまでやろうと決意し、ひたすら返し縫いを繰り返しました。

縫いに慣れてくるとスピードも上がって、後半はリズムよく縫うことができ・・・・ればよかったのですが、そんなことは起きませんでした。

ただひたすら少し前進して、少し戻っての繰り返しです。

一つだけ思うようにしたことといえば、「着実に前に進んでいる」でした。

心が折れそうになりながらも、集中して縫っており、気づきましたら、すでに夜の11時頃になっておりました。もうこんな時間!6時間位経過しているんではないか?
これ以上やってしまうと、次の日に応えます。

次の日は、朝から続きをやろうと、、、少しだけ思っておりましたが、またなかなかスイッチが入りませんでした。

夕方に取り掛かり始め、やっと半分を終えたときには、思いましたさ。「どうにか完成するかも」

その日も完成せずに、次の日へ。
よく考えたら「1日1リペ」と言いながら、3日目に突入しています。
まぁ、「1日1リペ」というのも「心構え」みたいなもんですからね。

完成したときにはね、叫びましたさ。

写真のファスナー直近の黒い糸のラインが、今回私が縫い合わせたものです。

そこにいたかみさんと子供にまずは自慢しましたさ。
「自慢」なんてなんのタメにもならない高慢な態度ですが、こんなときぐらい神様も許してくれるでしょう。

かみさん
おおすごい。ミシンで縫ったみたい。
子供
おお。

もっと、、、褒めてくれ、、、。(ぷるぷるぷる)

これもはや誰かにこの完成報告をするために縫っていたようなものかもしれません。・・・この研究日誌も含めてね・・・。
いやいや、あくまで通勤カバンが欲しいから修理してるんですよ。

多少まばらではあるものの、初めてにしては自分なりにできたように思います。

これでも小学校の頃は、家庭科の先生から「裁縫がうまい」って言われてはいたんですよ。
でもね、裁縫(確かボタンの縫い合わせ)の成績は「がんばろう」(3段階評価の一番下)だったんです。
あれは小学校4年生くらいだったのかな。この裁縫の成績のあまりの低評価に、通知表をもらった瞬間私は教室で泣いてしまったのです。

それは「これは先生の勘違いです!修正してください!」という感情の表れでした。
成績表って修正してくれないでしょうけどね。

そのときは、先生は私が泣いているのに気づいてないなぁと思っておりましたが、後日先生から「あのとき泣いていたよな。先生は“こんちくしょう”って思って頑張るかなって思って見てたよ」って言ってくれました。違うんです!間違ってると思って悔しくて泣いていたんですよ!

話がそれました。

っていうかもう話の締めでした。

というわけで、GW特別企画「1日1リペ」計画。
今回は、「3日1リペ」という結果となりましたが、今回に関しては自分を褒めてもいいんじゃないかと思いましたので、「成功」とさせていただきます。
前回まで2連敗でしたので、これで1勝2敗ということになります。

あと余談ですが、靴の修理もしました。靴も成功とは言えないまでも、失敗ではなかったので、成功ということにします。(どっちや)

ということで、2勝2敗ということになりました。

multas
えぇ、、、

なんか修理することに勝ちも負けもないと前回話したような気もしますが、方針がブレまくっているのは、私の悪いところでもあり悪いところであります。(いや結局悪い)

というわけで特別企画終わります。

マルタスフリークの皆さんも、壊れたものがあったらご自身で修理して、再活用してみてはいかがでしょうか。安く買って直して愛着を持って使い倒す。ほら、最近言うじゃないですか、持続可能な、、サスティナボゥ・なんとか。SDGsってやつ。
今、SDGsを調べてみましたが、「壊れたものを修理して再活用しよう」に該当する目標は、SDGsの項目にはありませんでした。・・・あれ?

とりあえず当サイトとしては、とりあえず新しいものを開発することを継続してSDGsしていきたいと思います。

それではまたノシ👋

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