日本語変換の精度は向上しているのか
仕事で文書作成をしていました。
飼料請求。
世の中は、資料を請求するより、飼料を請求することのほうが多いのでしょう。
そりや、家畜業を営む人にとっては、「お、そうそう、その漢字や」となるかもしれません。
一般的に、どちらが候補順位として高くあるべきかは、私は断言できません。
まぁ私の仕事的に言えば「飼料」という漢字を使うことはないですね。
日本語変換システムの候補出現の順番が、統計的な使用頻度なのか、単に漢字コード順なのかは知りません。何かしらのルールがあって今回は「飼料」を先に出したのでしょうね。
他にも、私は仕事上、毎日のように「支部」という文字を入力をします。
いうほど、「市部」って、使うか?
まぁ候補の先頭が、求めていることばと違うのは良いとしましょう。
しかしですよ、私は毎日のように私は「しぶ」という文字を入力し「支部」という漢字を選択しているのです。流石に覚えてもらいたいものです。
確かにね、多少は記憶してくれているようで、候補の先頭が「支部」になってくれたりはします。
しかし、直前の言葉などに引っ張られたのかわかりませんが、唐突に「市部」と候補を出してくるんです。
しかも勢いでそれを確定してしまい、コンピューターにやっかいな記憶を植えつけてしまうのです。
「市部」も使うことあんじゃん。
他には、地名なんかも弱いですね。
例えば、長崎県対馬市。
日本語変換システムの開発部門に津島さんという方がいたのでしょうか。
「長崎県西海市」
どうせ間違えるんだったら、再び合う方の「再会」とかだったら感極まってコンピューターの前でつい泣いてしまうかもしれませんが、「再開」とは一体。
「さいかい」の中でも比較的マイナーな気がするのは私の先入観でしょうか。
このように、日本語変換には、なんとも言えないストレスを感じる日々です。
変換が必要ない英語なんかは、こういうストレスが無いから羨ましい限りです。
しかし、日本に生まれた以上、「かな」を「漢字」に変換するという行為は、コンピュータを操作するうえで、絶対に切り離せない行為です。
私も子供のときから日本語変換には触れてまいりました。
最初はワードプロセッサ「書院」に始まり、PC9801のBASIC、MS-DOSとATOK、、、いまのMS-IME、、、。
私の感覚では、昔も今も、変換速度、変換精度ともに、さほど向上していないように感じてしまいます。
いや本当は、だいぶ変わったのかもしれません。
が、正直私は技術の向上を感じないんですよね。
私が思うに、これはATOKの秀逸さではないかと思うのです。
ATOKというのは、ジャストシステムが開発、販売している日本語変換システムですが、昔から日本語変換の精度が高かったと思います。
なので、(昔使ってた)ATOKの精度がすでに良すぎていて、今のMS-IMEがイマイチだから、さほど向上しているように感じないんじゃないのかなと。
ちなみに今現在もATOKは販売されておりますが、残念ながらシェアはとても低くなってしまったようです。一部の小説家などでは根強い人気みたいですけどね。
ああそういえば、androidでは私はATOK使ってます。
でもATOKの変換精度が昔から良かったって、もしかしたら思い出補正されてて、今ATOK6(一太郎ver.3の頃)あたりを久々使ってみると、「えっ?こんな悪かったっけ?」って思うかもしれません。
確かに当時は、かなが漢字に変換できることだけでスゲーって思ってましたからね。
あー実機を触りたくなってまいりました。
どこかにPC9801の実機ないかなー。
それではまたノシ👋🏻