あっという間に12月ですね。今年ももう残り一か月を切ってしまいました。
今年もいろんな行事に参加いたしましたが、その中でもウェイトが大きかったものといえば、住んでいる地域の「くんち踊り」に参加したことでしょうか。
「くんち」といえば、収穫を祝い秋に開催されるお祭りで、長崎では「長崎くんち」が有名ですが、各地でも大小さまざまな「郷(さと)くんち」が行われております。
私の住んでいる地域は、今年その郷くんちの踊り町になっておりまして、以前から参加しておりましたので、今年も参加してまいりました。
出し物は「浮立(ふりゅう)」と言って、笛や太鼓、鉦(かね)の音に合わせて、子供から大人まで様々な踊りを奉納します。
私は鉦の担当でした。
基本的には踊り子さんに目が行きがちですので、どちらかというと裏方ではありますが、演目のラストの方では、太鼓と鉦でセッションみたいなこともしますので、多少は目立つシーンもあると思います。
本番は10月中旬ですが、練習は7月から行ってきました。
やっと本番を翌日に迎えた前夜。
私は少し離れて住む両親に連絡してみました。
ダメ元で誘ってみましたけど、父から「行く!」という連絡がありました。
うちの両親も70代後半。私はこれまで数回この郷くんちに参加したことはありましたが、親は一度もその姿を見たことがありません。
奉納踊りの順番が回ってくるのも、この地域では4年に一度ですので、そう頻繁ではありません。一度くらいは子が着物を着て出演するという姿も見せたいじゃないですか。
そして当日。
私は公民館で早朝5時からひとり着物に着替えスタンバイです。
どうやら時間を間違えて早く来すぎていました。
やがて人が集まりだし、周りは慌ただしくなってまいりました。
公式では130名近くの子供や大人が出演するとの発表でしたが、かつてはもっと、かなりの規模だったようです。
こうした郷土芸能は、継続していけるかが課題の地域も多いようです。うちもご多分に漏れず、です。
神社まで列をなし、たまに踊りながら、楽器を奏でながら向かいます。
神社に着くと、地域の小学生なども集まり、「モッテコーイ!」の練習をしています。くんちでは見物客は、アンコールの意味の「モッテコーイ!」を叫んで祭りを盛り上げます。
私たちの演目も始まったあたりで、両親も到着し、観客席に溶け込んでいったのが見えました。手を振ろうとも思いましたが、踊りも始まっておりますので、演奏に集中します。
様々な踊りなどが披露された後、大太鼓と鉦が場の中央に移動し、太鼓を叩く人は頭に大きな飾りをかぶり、それは迫力ある演技を披露します。そう見せ場、見せ場。
さて、「モッテコーイ!」の掛け声とともにいくつかアンコール演奏を無事終え、境内の端にいた両親に記念の手拭いを持ってあいさつに向かいました。
いつ始まるとや?
たったいま終わりました。💦
かなり近距離で見物されていたし、鉦を担当することは話していたと思っていたのでてっきり気づいていると思っていましたが、自分の息子がどこにいるか最後まで分からなかったようです。
鉦担当ということも全然知らなかったそうです。(以前言ったことあるような気もするけど)
その後、夕方の地方ニュースでは、この郷くんちの様子が放映され、なんとかかろうじて映っているところを確認できたそうです。
なお、自分たちがばっちり映っていたらしく、喜んでおられました。(笑)
まぁでも気づかないのも仕方のないことかと思います。
踊りの奉納では踊り子に目が行くだろうし、大太鼓が叩けば、太鼓に目が行きます。
でも、鉦の音がないと演奏に味気が足りないと思います。
目立たないけど、必要不可欠。
メインも脇役も、マジでかっこいいんです!
という感じで本日は終わります。
そういえば、ポンポン叩いていた鉦ですが、それなりに歴史があるモノのようです。
明治何年?
分かる方、教えてください。
それではまたノシ
