アジフライと巨樹を求めて松浦へ

アジフライと巨樹を求めて松浦へ

2025/08/21

日曜日ががらんと空いたので、久しぶりにソロツーリングを楽しもうと計画を立てました。
行き先は、これまで幾度となく夢見てきた「アジフライの聖地」、松浦でアジフライを食すること。
なんかよくわかりませんが、ふわふわしているらしいです。

聞いたところによると、アジという名の語源は、「味がうまいからアジ」らしいのですが、鮭は「裂けやすいからサケ」みたいな説得力が欲しいので、ぜひともふわふわ感を味わいに行ってみたいと思っておりました。

また、先日購入した「長崎県の巨樹・名木」を活用する日がやってまいりました。


4000円もしたんだヨォ

松浦市周辺の巨樹に会って、パワーを頂きに行こうかと思います。
自宅から大村レインボーロードなどの広域農道を通り、佐賀県嬉野、武雄、伊万里を経て、長崎県松浦市に向かいます。

青幡神社のクスノキ(佐賀県伊万里市)

1つ目の巨樹、と、その前に、たまたま通りかかった巨樹を見つけましたので、急遽立ち寄り。佐賀県伊万里市にある青幡神社。青幡神社のクスノキです。


青幡神社の鳥居


本堂


クスノキの説明書き


根本近く

樹齢500年を超えるとのことです。幹周り11.4メートルとのことで、とても大きな木でした。中に空洞があります。ロープが張られているので、近づくのは遠慮しときました。

滑栄のスダジイ(長崎県松浦市)

さて、松浦の巨樹その1、滑栄(なべるばえ)のスダジイです。名前からして映えそうです。

スダジイといえば、なんだか「スダジイさん」という爺さんをイメージするのは私だけなんでしょうか。なんだか昔からその地域を見届けているような巨樹って感じです。

あと、「スダジイのなつ」という絵本を思い浮かべました。ご存知でしょうか。私は読んだことはないですけど。

いわゆるドングリの木、と言っていいのかな。樹木のことはよく知りませんので言及は差し控えさせていただきます。

最初見つけられずに結構上の方まで登ってしまいました。一番下にありました。


写真の中心に茂っている木が件のスダジイ


お墓に植わっているだけあって、周りは墓標に囲まれておりました。


大きい!

推定樹齢500年とのことで、街道沿いであるとのことですから、行き交う人々を見守っていたのでしょう。目の前には海が広がっています。

海の里食堂のアジフライ定食

次の巨樹に向かう途中に、今回の目当ての1つであるアジフライの食堂がありますので、立ち寄ることとします。

今回チョイスさせていただいた場所は「海の里食堂」です。ネットで検索しましたらリーズナブルな価格だったのが決め手でした。


これは食堂のとなりにある直販所です。食堂の写真を撮るのを忘れました!

到着してみると人、結構入ってました。人気のお店なんでしょうね。
さまざまな定食がリーズナブルで、なんと7、、、ネットでは700円という記事を見かけたのですが、物価高騰の折り、各定食は1000円になっておりました。どこもかしこも物価高でございます。

ただ、アジフライ定食には刺し身が付いておりました。ワーイ。

冒頭で述べたとおり、アジの名前の由来は、「味がいいからアジ」とのこと。いや私はシャケもタイも旨くて好きだぞ、、、と思っておりましたが、アジフライとはなんとまぁこんなに食感がフワフワしているものなんですね。

フライとしては間違いなく魚の中のアジ!

ご飯もなんもかも「松浦産」というこだわりの海の里食堂さん。刺し身もいただけて、満足なお昼ごはんでした。

大崎のイチョウ(長崎県松浦市)

お腹も膨らんだところで、次は御厨町の大崎免の小峰古墳群の中にある「大崎のイチョウ」です。古墳郡の中にあるだなんてロマンしか感じません!

多分今回の最遠方地点なのかなと思いながらあたりをウロウロ。

見つけました。

ただ、思ったほど「古墳群」という感じはなかったですね。なぜか周りには船が何隻か捨てられておりました。


境内の左右に対を成してそびえるイチョウの木。大きいぃ〜。


境内の横には土俵があって、子供たちの相撲大会などが催されているようです。

なんでもこの辺以前は小島だったらしく、干拓により埋め立てられて、ここも丘だったらしいのですが、丘っぽくなくなってました。

ああ〜埋め立てられたから海辺でもないのに船が置き去りにされてるのか〜。(事情は知らないけど、要らないならちゃんと捨ててほしい)

ちなみに更に海岸の方に進んでみると、大崎海水浴場がありました。キャンプできるみたいです。いつか行こうっと。


近くには神社もありました。

尊光寺のイヌマキ(長崎県松浦市福島)

さて、来た道を折り返して、次は「福島」に向かいます。

福島は、その名のとおり島なのですが、佐賀県伊万里市から橋がかかっておりますので、気軽に渡ることができます。

まず向かったのは、尊光寺の境内にあるイヌマキの巨樹に向かいます。ケムマキならハットリくんのライバル甲賀の忍者ですが、イヌマキとは初耳です。


注記)こちらではありません。

最初、本堂の真横にあるのがそれかなと思っておりましたが、境内の入って左側にある木でした。

イヌマキを二本寄せ植えしたものがくっついたとのことです。巨樹としては一本に数えられていて、推定樹齢は350年とのことです。

私にはよくわかりませんが、ほとんど剪定後がなく、ほぼ自然な形で残されているとのことです。駐車場の真上にあって、見上げる姿は迫力満点!

福寿寺のイロハモミジ(長崎県松浦市福島)

さて、本日の最後の巨樹、福寿寺のイロハモミジに向かいましょう。

福寿寺までは行くことができたのですが、目当てのモミジの木を見つけることができず、ウロウロしてたら、本堂の裏側の山の中にありました。

推定樹齢300年、県内最大級のイロハモミジとのことです。写真撮影がヘタで申し訳ございません。もみじは美しいです。生えているところがひと気もなく静かで、癒やされるスポット間違いなしです。

お寺からはたくさんの小島が見渡すことができて、絶景でした。(玄海国定公園のいろは島っていうらしいです。)

県内の巨樹訪問シリーズ第一弾はこんなところで終わりたいと思います。(勝手にシリーズ化)

このあと、帰路で大変な目にあったことは、また別の機会にお話したいと思います。。。


!?!?!?

それではまたノシ