(いつもそうですが、このコンテンツ「研究日誌」は、役に立つものではございませんので、話半分にお聞きください。)
先日土曜日、手話通訳者全国統一試験なるものを受験しました。
お疲れさまでした!
あんまり詳しくないけど、
その、、、、通訳する内容を予習しておくとか?
(いや、もっと他にあるだろう💧)
手話通訳というのは、人に見られる仕事。
そして、私の住む地域では、通訳時の服装は、黒色や紺色などの上着で行うように指示されています。他の地域のことは知りませんが、要は手話が見えやすくて、清潔で、目立ち過ぎない格好を心がけましょうということかと思います。
つまり、見ていて気分を損なうような格好は控えよというわけです。
で、私が持っている紺色のカッターシャツが、ワキ汗をかくと結構染みて目立つんです。
これはイカン。
私は試験の一週間前に、これを対策すべく、アマゾンで「ワキ汗パッド」なるものを購入することを決意いたしました。
男の人でも十分汗を吸い取り、シャツに染みない大判サイズ。朝の1分でワキ汗対策!
木曜日夜に到着確認。土曜日の試験まではあと2日あります。間に合ってよかった!
私は試しに金曜日に装着して仕事に行きました。
なんかワキ下にいつもと違う感触はありましたが、時間とともにその感覚は慣れていきました。
暑くもないのに汗ってかくのかな?と、思ったドライなそこのあなた!
会議などで発言したりすると、変な汗かくもんなんですよ。
通訳も同じです。頭の中回転させながら手や口などを動かしていると脇下なんて汗だくになります。
そんな中、このワキ汗パッドを装着した金曜日は、シャツの脇下はさらさら。
触ると中の方では汗をかいていることは分かりますが、表面にまで染み出しておりません。
これは使える!
その日は隣の席の同僚にも必要以上にワキ下を見せ、「ほら、サラサラ!」と仕事の邪魔をして過ごしました。
しかし、昼過ぎのことです。
なんだか右脇腹のあたりに違和感を感じた私は、脇腹を触ってみました。
このワキ汗パッドは、吸着力が一日持たないのか!?
確かに朝、下着に装着する際に、「粘着力ちょっと弱いかな」とは思いました。
昼過ぎたあたりでワキ汗パッドは、脇腹のあたりまで落ちてしまいました。右側だけですね。
パッドを取り出して触ってみましたが、確かに汗は吸収していますが、粘着力は朝とあまり変わってないように思います。
まあでも、下着が古かったので、きちんと張り付かなかったというのが原因であると判断。昼過ぎにパッドが落ちたとしても、しっかり汗は吸収して脇下はサラサラでしたし、試験当日は古すぎない肌着を選んでおけば問題ないでしょう。
■---
そして、試験当日。
試験は午前中に筆記試験、昼休みをはさんで実技試験があります。
筆記試験の内容は、一般的な国語の文章問題、日本語の基礎知識、そして、手話通訳者としての知識の問題です。
国語の問題は、正直さほど驚くような難しさではないのですが、手話通訳者の基礎知識は、難易度が高いと思います。
今回も運転免許証の筆記試験みたいなひっかけありの四択から正しいものを選ぶという問いが15問ほどだったか?出題されましたが、まあ悩みました。😅
自信はありません。🥲
午前の筆記試験が終わると、昼休みがありますので、その間に昼食を済ませます。
情報社会ですので、試験問題が漏洩しないように、館からの外出は禁止のうえ、スマホなどの情報端末の操作も禁止されます。
ここまで来たら、予習もへったくれもありません。
手や顔が動くかどうかは、日ごろからの鍛錬の成果です。
まずは落ち着いて、冷静になることです。
「ん?」
改めて冷静になってみると、右脇あたりまで汗がしたたるような感覚を感じました。
ワキ汗パッド着けてるんですけど…。
昨日に引き続き剥がれ落ちているじゃありませんか!右側だけ!
今回は、インナーシャツも比較的新しいものを用意したというのに!
ダメです。
右側限定になりますが、私の場合はパッドが落ちてしまいます。これはバッド(BAD)ですね、パッドなだけに。🥲
一応午前中の汗はしっかりと吸収してくれていたみたいでしたので、シャツにワキ汗の染みはありませんでした。一応機能はしていたようです。
まあ、今日は上からジャケット着てるんですけどね。
午後の実技試験は場面通訳といって、手話を読み取って音声日本語を声で出して、音声日本語を手話で表出するということを切り替えながら行います。面談のシーンなどがその代表的なシチュエーションでしょうか。
いつも実技で精神ズタボロにされてしまうんですが、今回は比較的実技ができたような気がします。これが成長なのか、問題が優しかったのか、本当は全然違う訳だったのかは、結果を見てみないとわかりません。😅
結果は3月に発表されます。(長げーっす)
楽しまずに待ちたいと思います。
っていうか、この「少しでも実技が上手く行ったような気がする」という慢心を頭から消したい。😅
とはいえ、私もこの試験を受けているのは、情報保障を担う一員としてのクオリティーを磨き、活動するためであります。このワキ汗バッドのように「そりゃまあ、この粘着力っすからね、落ちてもおかしくないっす!」くらいの気持ちではないはずです。
この落ちたワキ汗パッドを見ながら、私はまた日々通訳技術を磨いていこうと思うのでありました。
あー今回でこの試験も受けるの3回目ですかねー。
落ちるのは脇汗パッドだけにしてもらいたいものですねー。😅
それではまたノシ