【ファミコン】独眼竜政宗のバグの謎(前編?)

どうも!ふじまるお悩み相談室です~。
2023年も余すことわずかとなってまいりましたね。
ではでは、今日も悩めるマルタスフリークからお便りが届いておりますので、ご紹介しますね~。

ふじまるさん、こんにちは。
いつもラボを楽しく拝見させていただいております。

さて、ふじまるさんはご存知でしたか。
今年2023年は「ファミコン生誕40周年」なんですよ。
1983年に任天堂から「ファミリーコンピュータ(通称「ファミコン」)」が発売されて、今年で40周年を迎えるんです。すごいですよね。

私も子供の頃、お父さんがある日ファミリーコンピューターを買って帰ってきてくれたことを覚えています。

さて、このファミコンを思い起こしておりましたら、ふとあるゲームカセットのことを思い出しましてね。

あるファミコンソフトのことなんです。
タイトルは「独眼竜正宗」といいます。ナムコから発売されたゲームです。

私はこのゲームが発売されてまもなく、諫早市内にある「おもちゃのいちかわ」という店で購入しました。

発売直後だったこともあり、また初めての「歴史シミュレーション」でしたので、ワクワクしながら家に帰ったのを覚えています。

しかし、ゲームを進めていると、ある障害にぶち当たりました。

プレイの途中で、フリーズしてしまったんです。

ファミコンは、大変デリケートな精密機械でしたので、ちょっとした振動などで、すぐにバグってフリーズしてしまうことはよくありました。それでバックアップデータが消えることも珍しくありませんでした。

セーブもしていない状態でしたので、また最初からプレイすることになります。

しかし、また同じ地点でゲームが進行できなくなってしまいました。

流石にこれはおかしいと思い、購入したお店に持っていって、おばちゃんにこのことを相談しました。
なんとおばちゃん、別のカセットと取り替えてくれました。
親身になってくれてとても嬉しかったです。

私は新しいカートリッジを持って家に帰り、また一から始めました。

ところが、また先に進めなくなってしまったのです。
全く同じシーンで。

これは、、、バグではないか?

私はこのバグを検証すべく、カセットを友達に貸して、この現象が起こるかを試してもらいました。

なんと・・・友達はクリアーしてしまいました。(えぇぇ・・・)

持ち主より先にクリアするとは!(ぐぬぬっ)

私はそのとき思いました。
これは本体とソフトの相性ではないか。

私のファミコンは、1983年にお父さんに買ってもらった一番初期型のモデルだと思います。コントローラーのA・Bボタンはゴム製の四角ボタンでしたし。

私は再度おもちゃ屋に足を運び、おばちゃんに状況を話しました。

するとおばちゃんは「メーカーに問い合わせてみる」と言ってくれました。

以前もそうですが、この「いちかわ」のおばちゃんの対応は、まさに「神対応」。私が子供だろうが真摯に対応してくれ、40年近く経った今でもその優しさをしっかりと覚えるているほどです。

しばらくしてメーカーから回答が来ました。

「他では確認できなかった」とのことでした。

マジか・・・悔しい・・・。

その後、「独眼竜正宗」は、払い戻してもらったのか、ファミコンショップに売ってしまったのかは覚えておりませんが、間もなくして私の手元からは消えておりました。

悔しいことに、未クリアです。

発売から35年近くたった今、ネットでこの現象を探してみましたが、該当する記事は見つかりません。

そこでふじまるさんにお願いです。

どうかこの現象を再現してくれませんか。
そして、満を持して、独眼竜政宗をクリアーしていただきたいのです。

当時、メーカーから「他では確認できなかった」という結論を言い渡され、クリアーすることができなかった私の屈辱を果たしてほしいのです。

長くなりまして申し訳ございません。
どうぞよろしくおねがいします。
寒くなってまいりましたので、ご自愛いただきますようよろしくお願いします。

S氏(40代男性)

独眼竜政宗といえば、渡辺謙さんが主演の大河ドラマを思い出します。渡辺謙さんの迫力ある演技は見ごたえがありました。

さて、今回の依頼を整理いたしますと、

  • 初期型のファミコンで独眼竜正宗をプレイする。
  • ある地点で先に進めなくなってしまうバグを確認する。
  • バグをどうにかして回避して、全クリする。

ということになりますね。

今回の依頼に際し、S氏から大事に保管していた初期型ファミコンを送っていただきました。

ドーン!!

ってか、骨組みだけやないか!!

それでも正常に動作していたとのことですが、、、これ動くのか?

刻印が40年前ですので、確かに初期型のファミコンだと思われます。

がしかし、我がラボラトリーには、このファミコンを映すためのテレビがありません。

ご存知の方も多いと思いますが、ファミコンは、地上アナログ電波の1チャンネルか2チャンネルの周波数に乗せて映像をテレビに出力する仕組みで動いています。

つまり、地上アナログが受信できる機器がないと映せません。

地上アナログ放送が停波して10年以上。
我が家には地上アナログ放送の受信機を備えた機器はありませんでした。

こうなったら沈みかかった船です!

multas
沈んでるんかい!?

とりあえず近くのハードオフに走り、壊れたビデオデッキを購入しました。VHSのヤツ。

どうでもいいことですがHi-Fiです。そして、ビデオテープが挿入してもすぐに飛び出てくるらしいです。300円でした。

Hi-Fiサウンドって、最初聴いたとき、感動したなぁ・・・

早速、ファミコンとビデオデッキを接続してみました。

・・・。

映らないんだけど。

あまりのショックに、ベースボールのシールがズルリと剥けてしまいました。

こちらのベースボールもS氏のファミコン本体とともにお借りしたものですが、こちらもお父様に買ってもらったものとのことです。
今は「アエルいさはや」になっておりますが、以前は「ニチイ」だったと記憶しています。そのニチイでベースボールを買ってもらい、その近くのレストラン美松で昼ごはんを食べながら説明書を読んだんです~と懐かしそうに話してくれました。後で糊付けしておきます。

話は戻りますが、ファミコンは映りません。

つか、裸の本体なので、後ろのスイッチがどのような状態なのか確認できません。

いろいろ試してみましたが映りません。

カセットの差し込みが悪いのか、ファミコン本体が悪いのか、ビデオデッキの設定が悪いのか、原因の切り分けができず、全くの手探り状態です。

ってか、これ、チャンネル設定できないんだけど・・・。

このビデオデッキ本体には、チャンネル設定をするためのボタンが付いていませんでした。
つまり、リモコンが必要らしいのですが、リモコンが付いていませんでした。

やべ・・・300円ドブに捨てたか・・・!?

私は、後日、またハードオフに走りました。

ジャンクコーナーのリモコンを漁っていましたら・・・ありましたよ。この機種のリモコンが。

300円でした。結局600円使ったことになります。

こうやってバラ売りにして稼いでいるんだなー!(ハードオフめ!笑)

家に帰って早速リモコンでチャンネル設定を行います。

チャンネル設定は動いたのですが、ファミコンは映りません。

ああ、この初期型ファミコンが壊れている可能性が高いな・・・。

ファミコンの動作確認をしたあとで、独眼竜政宗を購入すればいいなと思っていましたが、今のままでは原因の切り分けができません。

何から手を付けていけばいいのか・・・。
ビデオデッキを眺めながら途方に暮れておりました。

とりあえず、せっかく600円もしてビデオデッキを購入したのだから、このビデオデッキを修理しようかと思います。(^o^;)

このビデオデッキは、テープを差し込んでも、すぐに飛び出してしまうジャンク品です。

とりあえずビデオデッキを分解し、どこが原因でビデオテープが飛び出してしまうのか、検証してみます。

その辺にあったビデオテープを挿入してみます。

今回使うビデオテープは、秘蔵「林原めぐみのお宝ビデオ」というものです。

いやだって、これが目の前にあったんですもの。

林原めぐみのビデオは、ヘッド部分にテープがセットされる前に飛び出してしまいます。う~む、ビデオデッキって複雑な構造だなー。

ところが、2~3回ビデオテープを指し直してみたところ、普通に再生されました。

この方が、林原めぐみさんなんですね。

林原めぐみさんといえば、「カウボーイビバップ」のフェイや、「エヴァンゲリオン」の綾波レイでおなじみに声優さんというのは存じておりましたが、お顔を拝見したのは今回が初めてでした。

っていうか、何もせずに治ってしまいました。

とりあえず、600円の支出を取り返すべく、今からじっくり林原さんを拝見させていただこうかと思います。

えっ?
独眼竜政宗はどうするのかって?

すみません、今年ももう終わりを迎えようとしておりますので、来年のミッションとさせていただきたいと思います。中途半端で申し訳ございません。

もし、独眼竜政宗と初期型ファミコンの組み合わせでS氏と同様の現象を確認することができましたら、ぜひお便りをお寄せいただきたいと存じます。
他力本願で申し訳ございません。

さてさて、師走に入り、あっという間に今年も終わりを迎えようとしております。
一時は暖冬か?と思っておりましたら、突然大雪となったり、・・・かと思っておりましたら、マフラーも要らないくらい温かくなったりと、寒暖差が激しいですね。
マルタスフリークの皆さまには、お体を壊すことのないように、どうかご自愛いただければ幸いです。

それではまた次回お会いしましょう~。

ふじまるでした!

ではまたノシ

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